アイドル楽曲大賞2014に応募しました。

メジャー楽曲部門

1位　『月蝕』 ／ Bitter & Sweet（ビタースウィート）

  

Bitter & Sweetが切ないナンバーに挑戦し新境地を開いた。ハロプロ楽曲に携わることが少なくなった鈴木Daichi秀行氏の曲づくり、音づくりの総合プロデュースが光る一曲。歌詞は別れた男女の後悔の歌のようだが、「よそよそしい」「あんまり仲良さそうじゃない」と噂されていたビタスイに対して「お互いを大事にしたほうがいいよ」というメッセージにも思える。この曲のリリース以降すっかり仲が深まっている二人をみて本当によかったと思う。ビタスイは今年リリースの両A面2作4曲すべてを推したい。

 

2位　『イクジナシ』 ／ LoVendoЯ

 

最近のLoVendoЯはホントにカッコイイ。この曲を聴いてると高まってくる。この世のすべてが敵になってもすべてを蹴散らしてやろうという気にすらなる。MVはグリップカメラやギターのヘッドに固定したカメラなどを使い、ライブ感に拘った凝ったつくりになっている。個人的にはLacuna Coilの『Spellbound』のMVを思い出した。

 

3位　『Plastic 2 Mercy』 ／ プラニメ

 

2014年のアイドル業界のなかでも、いずこねこのプロデュース停止が決定したことと、BiSが解散ライブを行ったことはいずれも10大ニュースに入るほどの衝撃的な事件だった。そのいずこねこの茉里とBiSのハンサムカミヤサキがユニットを組むというのはかなり気になる情報だったが、蓋を開けてみればBiSともいずこねことも違う、二人が本当に真剣に、そして楽しそうに取り組む全く新しいユニットがあった。

4位　『何度目の青空か？』 ／ 乃木坂46

 

正直乃木坂がこんなにいい曲持ってるとは思ってなかった。パフォーマンスはまだまだ粗削りでおぼつかない部分もあるけど、そっと応援したくなる、48グループとは全く違う乃木坂46を見せつけられた。そして、「このグループはまだまだ伸びる」と思わされた。

 

5位　『Mikanon（新宿ＰＩＴ ＩＮＮ）』 ／ JAZZ BiS 階段

 

もうなんでもありだ。そういうことだ。

 

 

インディーズ/地方アイドル楽曲部門

1位　『17歳』　／　アイドルネッサンス

 

もうとにかく2014年はこれで決まり！！青春のいろんな思いがにおいまでよみがえるような甘酸っぱいうた。

 

2位　『面舵イッパイ！』　／　フラップガールズスクール

 

とにかく元気いっぱいなフラップの、末代まで代表曲になるであろう曲のひとつ。たのしさとあかるさと希望に満ちている。

 

3位　『カンパニュラの憂鬱』　／　寺嶋由芙

 

とにかくあざとい。狙いすましたサブカルクソ感。イチコロでした。

 

4位　『ベトナムコーヒー』　／　もるも もる

 

病みつきになるビートのリフレイン、甘くて、それでいてすっきりしていて余韻の残る歌声はまさにベトナムコーヒーのような感覚。とっ、とっ、とっ、とっ、ベ・ト・ナ・ム♪　本当は1位に推してもよかった。事務所がライブ現場以外での手売りを許可していないということでとても残念だが、「マチガイネッ」で会える素顔のもるちゃんもとってもかわいい。

 

5位　『刹那ハレーション』　／　Luce Twinkle Wink☆

 

「刹那ハレーション」の大躍進はホントに快挙。MVも見ていてスカッとする。こういうのが見たかった、って感じのビデオ、こういうのが聴きたかった、って感じの曲。

 

アルバム部門

1位　『イクジナシ』　／　LoVendoЯ

 

当初はどうなることかと思っていたLoVendoЯの完成形がだんだんと見えてきた気がする。ユニット結成当初からの持ち歌である「この世に真実の愛が一つだけあるなら」がこのタイミングでの音源リリースとなったことにはちゃんと意味がある。パフォーマンスが段違いによくなってる。ちゃんと「ロックバンド」になってきた。

 

2位　『不器用』　／　LoVendoЯ

 

ファーストアルバムがフォークカバー（しかもありがちなダサイロックアレンジ）だったので本当に案じられたが、70年代フォーク的なもののうち、やるせなさは「不器用」に、反社会的な感性は「880円」に見事に受け継がれていた。明日への希望を歌う「だけどもう一度」で閉めるたった5曲の、壮大な物語。

 

3位　『Viva! リンダ3世』

 

最新ブラジルエレクトロポップと日本のアイドルポップを組み合わせたサウンドは斬新＆新鮮すぎてとにかくエキサイティング。これも病みつき度高い。

 

推し箱部門

 

Bitter & Sweet

 

最初は「お互い嫌いじゃないんだけどちょっと苦手」というギクシャクした雰囲気が露骨に伝わってきていて客席から案じられたが、一緒にいる日々が長くなるにつれてどんどんコンビネーションがよくなっていくBitter & Sweet。ついには互いへの信頼がよく伝わるステージに。ハロショ秋葉原店での田﨑あさひバースデーイベントでの長谷川萌美の頼れる大好きなお姉ちゃんっぷりには感動。来年はメジャーデビューした彼女たちが見たい！！！