(↑↑結果発表は12月30日のイベントで↑↑)
今年のハロプロは個人的に大豊作年だったんじゃないかと思います。ぜんぶ好きです。
とくに、モーニング娘。の茶の間人気復権、℃-uteの一時代を築いた貫録、Berryz工房10年目にして「これがいまのBerryz工房だ!」というのを魅せつけられた感じ、スマイレージ大躍進、長い下積みを経た宮本佳林擁するJuice=Juiceのメジャーデビュー、さらにSATOYAMAやSATOUMIからもファンサービスの範疇に留めておくにはあまりに惜しい素晴らしいユニット曲が量産され、トピックに事欠かない一年だったと思います。「モーニング娘。キテるなー」と思ったら直後に「℃-ute今年キテるなー。」「ベリヤバいね!キテる」「スマイレージキテるんちゃう?!」「やっぱりJ=Jっしょ!!」という感じでした。
が、特に選ぶとしたら…、ということでこういう選曲となりました。
*楽曲部門
第5位 「雨の降らない星では愛せないだろう?」/中孝介 feat. 高橋愛 1pt
・中孝介と高橋愛が丁寧に、かつ力強く歌い上げる素晴らしいヴォーカルワークで、原曲の持つ魅力を再認識させてくれる良いカバーだった。非ヲタにもプラチナ期モーニング娘。に良曲がたくさんあることを見せつけることができたのではないかと思う。今年はそれまでやや低迷傾向にあった高橋愛に多くの仕事が舞い込み復活の兆しが見られた。
第4位 「Help me!!」/モーニング娘。 1pt
・モーニング娘。楽曲は最も選びづらかったが、ヴォーカルの魅力の堪能度、ダンスパフォーマンスの見た目のインパクト、衣装のユニークさなどから「Help me!!」をチョイスした。新加入小田さくらが早くもそのパワフルなヴォーカルの魅力を発揮したと同時に5月での卒業を控えた田中れいなが存分にその個性を魅せつけた、まさに、いま、この時期のモーニング娘。にしか表現できない一曲だった。カップリング各曲もそれぞれ魅力的であった。(投票するにあたってはこの曲と「雨の降らない星では愛せないだろう?」を同率の1ptとしました。)
第3位 「ヤッタルチャン」/スマイレージ 1.5pt
・過去にない曲調でスマイレージここにあり!というのを強く表現した一曲。ここからスマイレージの歴史の中でなにかが始まりそうな雰囲気を強く感じた。メンバーひとりひとりの個性がはっきりとわかる素晴らしい一曲。とくに田村の力強いヴォーカルに注目。
第2位 「ロマンスの途中」/Juice=Juice 2.5pt
・研修生として研鑽を積み重ねてきた(とくに宮本佳林の不遇の下積みは涙なしには語れない)がついに手にしたメジャーデビューで、圧倒的な表現力・パフォーマンス力を見せつけた一曲。ワウギターやスラップベース、ホーンアレンジをフィーチャーした80年代LAフュージョンのようなアレンジも最高。
そしてそして、大混戦のなかで個人的にダントツの1位だったのは・・・
第1位 「たどり着いた女戦士」/℃-ute 4pt
・グループとしての表現力の幅の広さを見せつけると同時に10年間のグループのたどってきたドラマをすべて凝縮して表現した。シングル曲ではないが聴くたびに何度も涙せずにいられない不世出の名曲。
投票は5位までだけど、個人的に6位~10位を決めるとすれば
6位「もっとずっと一緒に居たかった」/Berryz工房
7位「私が言う前に抱きしめなきゃね」/Juice=Juice
8位 「ほたる祭りの日」/ジュリン(SATOYAMA movement)
9位「この街」/℃-ute
10位「愛の軍団」/モーニング娘。 といった感じでしょうか。
今回対象には入っていないけどスマイレージの「良い奴」は個人的にかなり歌詞が胸をえぐります。見ていて彼女たちもこんなに成長したんだなと胸が熱くなりました。カップリングの「ええか?!」と併せてスマイレージ来年もさらなる躍進に期待大です。
*MV部門
第3位 「海岸清掃男子」/HI-FIN[ハイファン](SATOUMI movement) 1pt
SATOYAMA/SATOUMIからも「キャベツ白書~春編~」(ピーベリー)や「ほたる祭りの日」(ジュリン)などの名曲が大量に生まれたが、その中からHI-FINの「海岸清掃男子」を推したい。℃-uteから中島早貴と萩原舞、スマイレージから福田花音、モーニング娘。から生田衣梨奈と石田亜佑美が参加した、なんだか「だまってればかわいいのに一言多いメンバーが集まった」アンンバランスさと、ゴミ拾いをカッコイイと言い切るどこかズレた内容の歌詞が、レトロフューチャーなエレキサウンドに載せてぴったりハマっている、ギラギラしたきわめてアブない一曲だと思う。MVで見せるメンバーの表情は普段は見られない宝物のよう。
第2位 「もっとずっと一緒に居たかった」/Berryz工房 2pt
楽曲部門でベリ曲を選べなかったけれど、これが大賞でも良いくらいの良曲。今年の「我らジャンヌ」を最後にゲキハロが区切りを迎えたが、そこで鍛えられた表現力を存分に発揮するような演劇調のMVで見るものを強く引き付ける。
第1位 「ロマンスの途中」/Juice=Juice 3pt
ユニット結成決定から半年足らずでめまぐるしい成長を遂げたメンバーたちの、そこらの新人を大きく圧倒するパフォーマンス力が強く強調されたMVで、非ヲタにも極めてわかりやすくJuice=Juiceの、ひいてはハロプロの魅力が伝わるつくりになっている。センター宮本佳林のダンスや顔の表情でつくる絶妙な表現にはハッとさせられる。
(番外編)
*衣装編
第5位 Juice=Juice 「五月雨美女がさ乱れる」(大塚愛菜在籍期ver.)
第4位 スマイレージ 「新しい私になれ!」
第3位 モーニング娘。 「愛の軍団」
第2位 モーニング娘。 「モーニング娘。LIVEツアー2013秋~CHANCE~」ツアーポスター撮影衣装
第1位 Beeyz工房 「ROCKエロティック」
* 今年のMVPは誰だ?
第5位 和田彩花 スマイレージでの大活躍、はるなんとの熱愛、大学進学、そしてPHPウェブでの連載開始と、大きく活動を広げたあやちょ。とくに美術方面での仕事は大健闘で、この人の文章は純粋におもしろいと思った。
第4位 佐藤優樹 たなさたん卒業後のまーちゃんの成長ぶりには目を見張るものがある。11/28武道館でのソロ・パートのヴォーカルパフォーマンスのクオリティの高さにはマジでビビった。しかもまだまだ伸びしろを感じさせるところが恐ろしい。
第3位 小田さくら 小田もぐんぐん伸びていく。同期がいないことが却ってプラスに影響しているのか、本当にのびのびとやっている感じがする。ヴォーカルの表現の幅の広さは歴代でも指折りだと思う。
第2位 嗣永桃子 ももちの八面六臂の大活躍ぶりはすごい。バラエティであれだけハロプロの健在ぶりをみせつけた広報部長としての功績は本当に大きい。「ROCKエロティック」「もっとずっと一緒に居たかった」のMVではももちのいちばんイイ表情がたっぷり堪能できた。
第1位 宮本佳林 研修生5年目にしてやっとつかんだメジャーデビュー目前での足の骨折はどんなにつらかったか考えるだけで涙が出る。そんななか「ロマンスの途中」発売イベントでの発言「でも怪我をしたことでひとつだけよかったと思えることがあって、それは人の痛みのわかる優しいひとになれたんじゃないかと思うので、もっと優しいひとになれるように頑張ります。」には涙腺が崩壊した。握手会でいっしょうけんめいひとりひとりの話に耳を傾けてくれようとするのも本当に良い子だと思う。
・ブリカツくん このひともはや佐渡もブリも関係なく単なるハロヲタになってる。だがそこがいい。婚活がんばって。
最近のコメント